働き方には、正社員・派遣社員・パート・アルバイトさまざまありますが。。。
正社員では働けないけど、パート・アルバイトよりは社会保険がしっかりしていて時給が高いところを希望する人の多くは派遣社員を選択をする人は、多いのではないでしょうか。
派遣社員で働くためには
派遣会社で働こうと思ったら数え切れない程の派遣会社があり、評判も気になりますがまず派遣会社に登録をして、今までどんな仕事をしてきたのかというような職務経歴書を書くことになります。
ほとんどの派遣会社では、それ以外にタイピングのテストが必須であります。
決まった時間にどれだけの文字を性格に入力できるか、また決まった時間でどれくらいテンキーを入力できるかというテストがあります。
どこの会社でも、パソコン操作は必須です。
業種・職種によっては、入力にスピードを求められる内容の仕事もあるからです。
その人の職歴とブラインドタッチがどのくらいできるのかを見て、入れそうな会社を探して紹介してくれるのが派遣会社の役割でもあります。
いくら本人がこの仕事をしたいといっても、派遣会社のコーディネーターや営業の方が「適正がある」と判断してくれなければ、お仕事を紹介してくれません。
希望の仕事に複数名の応募がある場合は、経験者が優先されることが一般的です。
実体験
私も大学の事務に応募した時、複数の応募者がいてその中に経験者がいたため難しいとのお返事でした。
その代わりに紹介されたのがコールセンターの仕事でした。。。。
コールセンターの仕事は、以前信託銀行でアウトバウンドのオペレーター業務をしていたことがあったという理由で紹介されました。
前回は発信業務(アウトバウンド)ですが、今回は受信業務(インバウンド)とのことでした。
外線でかかってきたお客様の一時受付という話しでしたので、慣れれば何とかできそうだという思いで引き受けました。
そのお仕事のお話がトントン拍子に進み、お話しをいただいた2日後には、先方の会社の人との面談というスケジュールとなりました。
当日の朝10時に客先の会社の最寄り駅改札口出たところで待ち合わせでした。
当日20分ほど早く到着したら、すでに派遣会社の営業の方がいました。
その場で仕事の内容(雇用契約書)を見せていただき、ざっと口頭で説明を受けました。
そのときもコールセンターの一時受付の仕事というような簡単な内容の説明となっていました。
実際、客先の会社での面談のときもコールセンターの仕事という内容のことと、ブラインドタッチについてどのくらいできるかという話しを少しされただけで、詳しい仕事の内容を話していただくことはできませんでした。
コールセンターと総合コールセンターの違い
実際仕事を始めて数日してから正式な雇用契約書が送られてきたのですが、中身を見てちょっと口頭で説明されていたのと違うような気がしたのです。
コールセンター
↓
総合コールセンター(会社の部署名)
電話受信業務
↓
電話受信業務以外に受発注業務・メールでの問い合わせ受発注依頼処理・在庫管理などなど。。。
そのままコールセンターと総合コールセンターの違いと言ってよいのではないでしょうか。
コールセンターは、決まった作業をコツコツこなしていくという感じですが、総合コールセンターは違います。
電話で受けるすべての依頼について自分で判断して処理し完結しなければなりません。
それ以外に部品の受注発注の依頼を受けたり見積書作成の依頼を受けたり、在庫の欠品についても次回入荷予定など自分でエクセルシートなどを使用して管理しなければなりません。
コールセンターという名前はついていますが、コールセンターの人数は9人しかおらず、時々休む人もいるので8人で電話を受けている感じです。
実際、一人の人が受ける電話の本数は平均20~30本の間です。
その電話を受けながら、待っている間にファックス、電話、メールなどできた受注発注、見積もり依頼、装置のトラブルについての問い合わせなどの処理をこなしていくことになります。
見るからに、営業事務的な要素が強いと感じずにはいられません。
急な先方との面談であったとしても、きちんと時間をとって書類に目を通していればよかったと反省しているところです。
確認したつもりが、こんなはずではなかったということが多いのも現状です。
今回のように営業の人から『電話の取次ぎ業務というような内容』の話ししかしてくれなかった場合、人の頭には最初の印象が強く残ってしまいます。
電話で仕事の内容を聞いても、書面で契約形態等が書かれた書類をもらったときは、必ず仕事内容(詳細に)と勤務時間・休日・時給は確認しましょう。
特に、仕事内容をしっかり確認しましょう。
実体験
派遣会社
○○製造メーカーのコールセンターのお仕事です。
医療消耗品の電話での受注対応、データ入力、納期管理、修理依頼の一時対応をお願いします。
と書かれていました。
実際の雇用契約書派遣会社
テレオペレーター 精密機器のトラブルコールおよび消耗品の電話での受注対応、データ入力、納期管理、修理依頼の一時対応、その他部内サポート業務
この『その他部内サポート業務』というフレーズを入れると、何でもやってもらうからねという意味でして、雇う側にとってとても便利な言葉です。
実際に行っている業務
- トラブルコールのサポート員への繋ぎ
- 電話での受注依頼/見積もり作成依頼/価格・納期・仕切りなどの問い合わせ対応
- 客先/支店などからファックスで送られてきた受注・見積もり依頼の作成、入力処理作業
- メールで送られてきた受注・見積もり作成依頼・トラブルコール・装置購入などさまざまなメールの内容に対する客先への返答メール、受発注処理入力、見積もり作成、その他問い合わせ、トラブル等は該当部署への依頼メールを転送。
- 部品の欠品について、送られてきたメールを確認して自分で作成したExcel(エクセル)シートなどに次回入荷予定などを入力し管理する。
- 送られてきた修理品の中を確認し注文書と照らし合わせて間違いがなければ注文入力後、部品を担当部署へ送る。
これらの作業を、電話を取りながらおこなっていきます。
メールについてはメール当番とWEB当番がいて、その人たちが処理をしていきます。
この当番は、一週間ごとの当番制となっています。
この場合は、営業事務(電話対応あり)のほうがしっくり行くのではないでしょうか。。。
あえて、テレオペレーターにする意図がわかりません。
このようにして、職種だけでイメージをしていると実際に入社してから、私のように『こんなはずではなかった』ということが起こってくるので注意してくださいね。
無期雇用派遣社員
再就職率№1に選ばれるアデコがハケン2.5という制度を作りました。
アデコで無期効用派遣社員になれるシステムです! どんな制度なのか気になりますね、、、、
アデコ独自の無期雇用化への新基準です。「アデコのみならず、どの派遣会社で就業されている方であっても、現在の職場で2.5年以上継続して、派遣就業されている方」は、アデコの無期雇用派遣社員に応募することが可能です。応募後は、簡単な選考を経て、アデコの無期雇用派遣社員となります。
※必ずご本人から応募していただくことが必要です。
1)アデコが推薦する案件からお仕事を選ぶことができるようになる。
「今の就業先を継続したい」「こんな条件で働きたい」というご要望はぜひお聞かせください。就業中の企業との交渉や、新しい就業先のご紹介にあたっては、皆さまのご希望を尊重します。就業先変更の場合、アデコが推薦する複数の候補の中からキャリアコーチと相談しご自身で選択いただくことが可能です。
2)給与制度が充実!通常派遣社員は交通費が込みとなっていますが、無期雇用となると月に3万円までアデコが交通費を負担してくれるようになる。
現在の仕事を継続される場合には、現在の時給を維持することができます。さらに交通費を3万円まで支給します。「派遣の良さをそのままに、無期雇用という安定」を得ることが可能です。また、無期雇用になることで、現状の仕事を継続することも可能となり、期間を気にせずご自身のキャリアを伸ばすことが可能です。
3)無期雇用になったとしても、正社員のように縛られるのではなく働き方は今まで通り自由に選択できる。
無期雇用派遣社員になった後、ライフステージの変化に応じて働き方を変えたい場合は、就業中の会社に転籍する/別の会社に転職するなど、スキルアップ、転職支援を含め「キャリア開発があたりまえの世の中をつくる」というビジョンのもと、積極的な支援をします。
2これまで有期雇用として契約期間に定めがあったものが無期雇用となることで、定年(60歳)まで安定的に雇用されます。また、万一就業先が定まらず、待機になった場合でも休業手当(労働基準法の規定により算出された平均賃金の60%)が支払われるので、収入面でも安定するというメリットがあります。
定年は60歳までですが、本人が希望してさらに会社が定める一定条件を満たせば65歳まで就業が可能となるのです。。
この年金不安の時代になんてありがたいことだろうかと感じずにはいられません。
子育てに追われて、キャリアを継続して積んでこられなかった人でも65歳まで働くことができる環境が整っています。
子育てが終わって何か仕事をと考えているなら是非、チャレンジしてみてほしい制度です。