まだ整っていない庭先にウッドデッキをと考えている方も意外と多いのではないでしょうか?
私もそうだったので多くの人が考えるのではないかと想像できます。
その理由は、、、
では、どこが悪くてどこが良かったのかということですが、、、
天然木ウッドデッキ
とにかく安く購入できるというメリット
1坪の天然木ウッドデッキを柵つきで平成18年ころに3万円程度で購入しました。
2020年現在は、資材高騰や物価上昇で楽天市場などで調べても同じで値段では購入できません。
購入したウッドデッキは全て分解された状態で運ばれてきます。
それをいちから自分で組み立てていきます。
木の部分が直接地面に触れないようにホームセンターでコンクリートの土台を5個購入しました。
組み立ては大変ですが、その気になれば女性でも一日で組み立てられます。
まず地ならしをしてウッドデッキになる木枠を組み上げていきます。
この時点で、素人が組み上げると上手くいかず若干フレームが歪んだりします。
地ならしも水平にしたつもりが結果的に組み上げてみたら若干傾いてるということになります。"(-""-)"
私、女1人で組み上げて半日かかりました。
地ならしが上手くいかなかったのか完成したら家と平行にならないといけないところが、何となく傾いているような気がしました。
それでも購入当初はウッドデッキの木も綺麗で水も良くはじくので見栄え良く、家の窓から庭に出る段差もウッドデッキのおかげで出入りが楽になり購入して正解だったなと思っていました。
しかし、そう思ったのもあまり長くは続きませんでした。
購入して2-3年を過ぎたころから、ウッドデッキの傾きが激しくなってきました。
それは雨などによりウッドデッキを支えているコンクリートの土台周辺の土が流れたり削られたりしながら、5つの土台の脚がまっすぐ平行にならなくなっていったからです。
多少傾きはあったものの、使用するのに危険はなかったので普通に出入りして使用していました。
5年を過ぎたあたりから木の劣化が激しくなり、ウッドデッキについている柵が腐食してグラグラしだしました。
7-8年あたりで腐食がピークになり柵を取り外すことになりました。
ウッドデッキを柵なしで使用していましたが、同じころからウッドデッキの脚の木が腐食しボロボロと落ちるようになり、併せて木枠の部分もボロボロと壊れるようになり、こうなったらあとはどんどん腐食する一方です。
4枚あったウッドデッキのパネルの一枚が腐食により外れて下に落ちてしまいました。
もう限界だと思い廃棄を考えましたが、もちろん粗大ごみに出すとかなりの金額をとられます。
一番お金のかからない方法は、ウッドデッキの木をすべて細かく刻んで紐で結んで燃えるごみの日に少しずつ出すことでした。
この木を細かくのこぎりで切る作業がとても大変でした。
人工木ウッドデッキ
値段は高いが長期間損傷せず使用することができるメリット
人工木や樹脂木は比べて工事費を含めると2倍から3倍くらいは金額が高いです。
検討していた人工木のウッドデッキは工事費込みで約14万円でした。
散々迷いましたが、安いからと天然木を購入しても5年過ぎたあたりかの劣化や腐食は避けられませんし、自分で平らに組み上げられるかという不安もありましたので、今回は思い切って人工木で業者の工事に決めました。
我が家の庭は梅雨時期には大雨、夏は特に直射日光が強く当たり、冬はマイナスになるといった過酷な環境ですが多少のキズや汚れ、ちょっとの色あせはあるものの、ほとんど購入した時の状態を保っています。
傾きもほとんどなく、さすがコンクリートを打っているだけのことはありますし、業者に組み上げてもらったので寸分の狂いもなくピッタリに仕上がったままの状態を6年たった今でも保っているのは凄いことです。
費用対効果から見ても天然木よりも樹脂木や人工木のほうが長期的な目で見たときにかなりお得だったということに気がつきました。
設置してから6-7年経過しています。
購入当時よりも、少し色あせしたかなという程度です。
土台がしっかりとしているのは、土の中にコンクリートを流して固めているため年数が経ってもほぼ設置した時の状態を保っています。
歪むこともなく腐食することもなく7-8年経過した現在も設置した時から変わらない状態で使用できています。
2020年7月現在で購入したから8年くらいたちますが、色あせはありますが土台の傾きもないし、腐食劣化も全くありません。
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やはり、安かろう悪かろうです。
長期的なコストを考えたら断然人工木での購入が節約効果、費用対効果が高いという結論に至りました。
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