保育園に入れない子供が多い中で、入れるならどこでもいいから入園させたいというお母さんの声が聞こえてきそうです。
入園できるならどこでもいい、というお母さんの強い気持ちは痛いほどわかります。
そうは言っても、朝早くから夕方遅くまで子供を預けるのですから、できればより納得できる保育園に入園させたいと思うのもごくごく自然の心理だと思います。
これは、保育園を選んだ後にわかったことです。
保育園選びのポイント
市役所の保育課に行って保育園一覧を確認してみると、かなりの数の保育園があることに気がつくでしょう。
指定管理者運営の私立を選ぶ
保育園は、市役所直営の保育園と指定管理者が運営する保育園(私立の保育園)の二種類で運営されています。
指定管理者(私立)が運営する保育園のほうが、より子供を預かってもらう上で質の高い保育が望めます。
保育園であるにも関わらず、読み書きや英語といった幼稚園並みに教育をしてくれるところも多いんです。
先生は、若い人が多く子供たちと一緒になって遊んでくれます。
15年から20年前になりますが、我が家の息子たちも私立の保育園に通わせていました。
通わせてよかった点
①保育園の保育理念や目標がはっきりしています。
ただ、時間を過ごして見るだけの保育ではなく、その子の成長に合わせてしっかりと育ててくれ情緒も育んでくれます。
②聖書の時間がある
キリスト教の保育園だったこともあり、週に1度は礼拝の時間があり0歳から年長さんまで全員が講堂に集まり牧師さんの話を理解できるできないは関係なく静かに聞く時間を設けてくれました。
③先生が若い
公立の保育園の先生は比較的高齢化が進んでいまいしたが、私立の保育園は若い先生がほとんどで子供たちと一緒になって遊んでくれます。
④英語教育を受けることができる
2歳児からは英語遊びが始まり、ネイティブの先生と遊びの中で英語に触れることができます。
⑤体操の時間がある
平均台やマット運動を使用して個々の能力に合わせて運動をさせてくれます。
⑥お昼ご飯とおやつは全て手作り
食事は保育園で作られておりあたたかいごはんを食べることができます。
食事前はみんなで揃ってから神様に感謝して『いただきます』をしてから食べます。
⑦季節の行事がたくさんあり楽しい
4月のイースター祭から始まり、四季折々の行事を行ってくれるため、子供の情操教育が自然と育まれます。
敬老の日は、自分のおじいちゃんおばあちゃんだけでなく近所の老人ホームの方もお呼びして一緒に食事をする会があったりして、子供たちもご老人を敬う気持ちが自然と身につきます。
遠足は公立の保育園では連れてってもらえないようなところへ連れてってもらいました。
サマーランド、サンリオピューロランドでは楽しい思い出の写真もたくさんあります。
体験談
親が忙しくなかなかじっくりと子供と向き合えない平日でも、教育理念がしっかりしている保育園に預ければ、その不安は解消されます。
ただなんとなく入れるところに入園させるよりも、教育理念がしっかりした保育園に入れれば、幼稚園に引けをとらない教育と情緒が育まれるのです。
残念ですが公立の保育園は、なかなかこうはいきません。
その当時、同じマンションに住んでいた息子と同い年の子の保育園に行く機会があった時に、はっきりと違いが分かったのです。
息子が通った保育園は、0歳児から年長までしっかりと年齢ごとのクラス編成でしたが、その公立の保育園は縦割り保育で0歳から年長までごちゃまぜクラスでした。
そうすることで受け入れ人数を増やすことができたからです。
たくさん子供を受け入れるため、効率を考えての判断だったのでしょう。
夕方のお迎えに同行させてもらったのですが、保育されてる方も高齢で子供は走り回って遊んでいますが、先生は一緒になって遊ぶのも大変そうでした。
元気な子供についていくには体力が必要だからです。
他の公立の保育園を知っているお母さんからは、「いただきますの前にご飯を食べ始めちゃう子供もが多数」と聞いたこともあります。
公立保育園も私立保育園も市の認証保育園でしたら保育料の計算は大体兄妹の数や世帯の年収で決まります。
同じ金額を支払うのなら、より環境の整った教育理念や目標がはっきりしている保育園で育ててもらったほうが預ける上で、親としては安心感が違います。
私が、実際息子たちを預けていた保育園は東京都立川市の玉川保育園でした。
今でも多くの子供たちが利用しています。
私立の保育園でもその子に合う合わないがあるので、必ず事前に保育園訪問をしましょう。
※公立保育園が悪いと言っているわけではありません、私立保育園のほうがより充実したカリキュラムで毎日を送ることができるということです。