その点をちょっと気にしてあげるだけでトマトはびっくりするほど簡単に育てることができます。
苗
苗選びがとても重要です。
特に初心者の方は・育てやすく・病気に強く・実のつきがよい苗を選びましょう。
選び方
毎年いろいろな苗を植えましたが中でも一番は、SANTORYフラワーさんの苗が病気に強く育てやすく、たくさん収穫できました。
苗の値段は、他の苗より高めですが育てやすさがダントツです。
高い苗でも、しっかり収獲できれば元がとれますし育てていても楽しいです。
サントリーさんの苗は全国のホームセンターを中心に購入できますが、サントリーのホームページから販売店と販売苗を確認できますので、事前に苗が購入できる場所を確認して出かけるのが良いでしょう。
最近では、アイコトマトも人気があります。
サントリーの苗同様、お値段は少し高めですが育てやすく甘いトマトができるという評判です。
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プランター
丸型380の深底プランターを使用する。
根っこがしっかり育たないと十分にトマトが育たないため、深いプランターを使用して根がしっかり張れるようにします。
プランターが浅いものや小さなプランターですと根をしっかり張ることができません。
植え方
step
1土は市販で売っている野菜用の土を購入。
※あまり安すぎない程度の金額のものを選ぶ。
step
2プランターには1苗だけ植える。
これは、私が実践してみて実感したことです。
一つのプランターに一つの苗で植えたときと2つ苗を植えたときの生育を観察したら、一つの苗は元気にすくすく育ちましたが、負けた苗はうまく成長せずに実のなり方もイマイチでした。
わき目処理
わき目を必ず切り落とす。
脇目処理をしないと栄養が葉っぱばかりにいってしまい、実つきが悪くなります。
成長してしまったわき目を切り落とす場合は、消毒したはさみで切り落とします。
ハサミを沸騰させたお湯の中に3秒浸けて冷ましてから使用します。
実演
わき目の発見が早く小さい場合は、手でちぎって大丈夫です。
大きくなったわき目は、できるだけ消毒した園芸用はさみで切り落としてください。
トマトの枝は傷口からのバイ菌が入りやすく病気になりやすいです。
バイ菌が入ったり病気になるとトマトが上手く育ちません。
元気なトマトの枝は、放っておくとどこまでも成長します。
このあたりで良いと思ったら、枝のてっぺんを切り落とすことで成長が止まります。
我が家は、トマトの実が3段目にきたあたりで成長スピードが自然に緩やかになってきました。
ですが、しばらく様子を見ていると、段々茎が太く成長していきます。
そして少しずつ伸びてまた花をつけはじめます。
枝のてっぺんを切り落とさない限り伸び続けていきます。
現在も伸び続けています。
どんどん伸びていって花をつけますが、上にいけばいくほど花は咲いても実になりにくくなります。
残念ですが、それ以上の収穫は難しいです。
支柱で支える
苗が成長してくると重みで枝がしなってきます。
支柱を立てて誘導しますが、ひもなどで茎に傷がつくような留め方は枝に傷を作り、そこから病気が発生します。
紙テープや養生テープなどで軽く止めるだけにします。
水やり
頻繁に水やりをすると甘くおいしいトマトができません。
厳しい環境のほうがおいしいトマトができます。
肥料
トマトの花がついたら肥料をあげます。
枝が伸びていくとその先2段目に花がつきます。
花がつくたびに追い肥をします。
この肥料は、あげすぎても肥料やけがありませんので安心です。
バットグアノの特徴は、植物に必要なリン酸がしっかり含まれていることです。
化成肥料は窒素の即効性がありますが、葉っぱが大きくなり実付きが悪くなる傾向があります。
バットグアノの成分のリン酸を与えることでしっかり根がはり、その後の実つきに大きな差が出てきます。 野菜・果樹は甘く成長します。
日当たり
植物を育てる時の鉄則ですが、マンションなどにお住まいの方は、なかなか日当たりの場所にずっと置いておくことは難しいかもしれません。
一日のうち数時間だけでも日光にあてるだけでも成長が全然違います。
雨に当たらないように管理する。(とても重要)
雨に当たるのが苗にとって一番よくないことです。
近所を歩いて散歩してトマト畑を見ることはありませんか?
トマトの栽培は、ほとんどビニールハウスですね。
これはトマトは雨に弱いからです。
※その年の異常気象が原因でうまく育たないこともあります。
自然栽培なのでしょうがないですが。。。
2019年 生育状況
今年は、5月のゴールデンウィーク(GW)に某ホームセンターでミニトマトの苗を購入し植えました。
去年はミニトマトと普通のサイズのトマトの苗を購入して植えました。
肥料の与え方がイマイチ上手くいかなかったようで大きなトマトは2段目までしか上手に育ちませんでした。
ミニトマトは4段目まで育ちましたが、やはりそれ以上は上手く成長しませんでした。
どうやら、肥料切れが原因だったようです。
今年は、肥料切れに注意して育てていこうと思っています。
今年のGWは前半のお天気はイマイチでしたが中盤は比較的良い天気に恵まれました。
去年同様、丸い底の深いタイプの鉢を使用して植えています。
脇芽をしっかりと取り二本仕立てで育てています。
■一本仕立て・・一本の太い枝のみを成長させていく。
■二本仕立て・・二本の太い枝のみを生長させていく。
二本仕立て以上は栄養が枝が多いほど分散されてしまうため、上手く実が付かなかったり、また実ができても大きく成長しなかったりすることが多くなります。
追肥(おいひ)のタイミングや量も難しいため、慣れるまでは一本仕立てが育てやすいと言われています。
6月に入り梅雨入りし毎日のように雨が降っていますね。。。
こんな時は管理がとても大事です。
なるべく苗が濡れないように、軒下やビニールハウスに入れるようにしましょう。
簡易的に75リットルの大きな透明のビニールを支柱を立てた上から被せ、ピンチで飛ばないように支柱とビニールを止めるだけでもよいかと思います。
我が家も一部の苗はそのようにしています。
とにかく雨があたらないようにすることが大事ですから。
2020年 生育状況
この頃が一番植えるタイミングとしてベスト!
今年は毎年購入しているサントリーの苗と、もう一つ初めてチャレンジするデルモンテの苗が売っていましたのでチャレンジすることにしました。
サントリーさんの苗は毎年利用しており、苗が強く病気になりにくく育てやすいです。
実つきも良いため初心者の方には安心して育てていける苗だと思います。
下記の苗は、サントリーのトマト苗です。
デルモンテの苗よりスマートに伸びています。
4月25日(土)に購入してその日のうちにプランターに植え替えました。
約2週間ちょっと経過したところです。
とにかく生育が早いです。
もう一段目の花が咲いています。
二段目に花芽がつき始めています。
肥料が足りないと花つき、実つきがだんだん悪くなっちゃうので、、、
たくさん収穫を考えているなら、栄養を切らさないよう注意しましょう。
今年は雨が多いように感じますが、気温が高くお天気が良い日も多く植物の成長が全体的に良いと感じています。
下記の写真は、今年初めてのデルモンテのトマト苗です。
サントリーの苗より葉っぱが横に広がるタイプのようです。
こちらも一段目に花が咲いています。
こちらも成長が早いです。
育てたことがない苗なのでどのように育っていくのか楽しみです。
1段目に花が咲いた時に化成肥料を与えています。
二段目の花付き以降は肥料をバットグアノにしています。
トマトは順調に成長しています。
2020年6月21日現在成長記録
2020年6月24日成長記録
2022年 生育状況
ここの苗は、しっかりしていて丈夫なんです。
今年は、ミニトマトと中玉トマトに挑戦します。
6月頃の様子
中玉トマト
とても順調に成長しています。
苗が丈夫なのか害虫の被害もありません。
あまりに成長が早く、、びっくりしています。
茎が伸びて花がつくたびに化成肥料をあげています。
葉っぱが茂りすぎていたので、葉っぱ同士が重なているところは切り落としました。
スッキリして風通しがよくなりました。
ミニトマト
今年は、実のつきがいいです。
どんどん花が咲いて実になっています。
赤く色がつくまでにはもう少し時間がかかりそうです。
2022年7月26日撮影
今年のトマトは順調に育っています。
ほとんど虫もつかず中玉トマトとミニトマトがどんどん収穫できています。
味はスーパーで売っているトマトとほとんど変わりません。
中玉トマトはサラダや冷やし中華で、ミニトマトはお弁当で利用しています。