賠償金額が高い場合、子供がやったことといえイラッとしたり金額が数十万円から数百万円になった場合、親は頭を抱えることになります。
個人賠償特約とは?
個人賠償保険という保険をご存知ない方もいるかもしれませんが、お子さんがいるご家庭には、大変助かる保険だと実感しています。
補償
個人賠償保険は特約の為、保険料は安いのに補償範囲が広いというメリットがあります。
カバー範囲も結構広く、、何かあった時の安心感も得られて、、、保険料が格安という魅力的な保険、、、
知らないと損です。
そして最高3億円まで補償してくれる損害保険会社がほとんどです。
国内外の事故にも対応しています。
補償範囲一例
・自転車で他人にケガをさせてしまった。
・キャッチボールしていて他人の家の窓ガラスを割ってしまった。
・買い物中に商品を誤って落として破損させてしまった。
・マンションで、洗濯機の水漏れで階下に損害が出てしまった。
・飼い犬が他人に噛みついて怪我をさせてしまった。
など、
損害額は保険会社が支払ってくれます。
請求書の記載内容
- いつ
- どこで
- どのように破損したのか
- 破損状況の写真
- 修理代請求書(振り込み先記入のもの)
保険会社で審査され、通過すると直接修理代が相手先に振り込まれます。
加入方法
個人賠償責任特約(個人賠償特約)は、名前の通り特約なので単体では加入できません。
必ず生命保険や傷害保険、損害保険に付帯して加入するという契約形態になります。
★自動車保険(任意保険)の特約としての加入。
所有している車の任意保険の特約としてセット加入ができます。
★生協(COOP/コープ)にある、コープ共済の保険にセットして加入。
生協の個人賠償責任保険は、保険料が月々140円で最高3億円の保障です。
示談交渉のサービスもついています。
★住宅を所有している人は火災保険の特約で加入
実体験
長男が高校2年生の時のことです。
部活活動中、部室を出たところにあるガラスの扉を破損させてしまいました。
その日は雨が降っており、床が濡れていたのかもしれませんが滑って転んでガラス扉にぶつかり、きれいに一枚割ってしまいました。
学校から連絡があり、
請求金額がわかるまでハラハラドキドキしていたのを今でも覚えています。
実際の請求額は60,000円で少しお釣りがくるくらいの請求書がきました。
我が家は、車の保険に特約として個人賠償特約をセットしていたため、東京海上日動保険会社と書類のやり取りをしました。
保険会社から送られてくる請求書に必要事項を記入し、現場の写真を2枚添付して保険会社へ返送しました。
その後、無事修理代がガラス屋さんへ振り込みされました。
今回は60,000円程度で済んだので、自腹でも支払えた金額ではありましたが、もっと高価な物を破損していたらと思うと本当に個人賠償保険に加入しておいて良かったと思います。